「社長様にとってものすごく良い提案で内容も金額も気に入って頂けた時だけで良いので
是非お付き合い頂きたいと思っていますので、宜しくお願いします!」
テレアポ時のこのような文章を見て、「伺ったその場で契約するかしないかをお決め頂きたい」
という意図に感じる人が多いかもしれません。
私の場合は、上記内容をお客様には伝えますが目的は全く別の所にあります。
「(営業マンなので)ものすごく良い提案だった場合は契約を頂きたい という姿勢で
私はお伺い致します」ということをお客様に伝えることにより、
「どのような良い提案であっても絶対に(今は)契約することはできない」
という状態の案件を省くことが目的です。
具体的には
・権限のない方にアポイントが入っていた場合
・時期的や状況的に契約や導入が困難な状態である(本年度予算を使いきった、など)
(「詰める」ではなく「省く」で見極める の項目にも記載している内容です)
上記文章をお客様にお伝えすることによって、「最終的には〇〇が決めるんやけど・・」
や〇〇頃に新事務所が完成するのでどんなに良い提案であっても今は無理・・」
などの返答を得ることができたりします。
今、判断ができないなら訪問しない というわけではありません。
ただ、当日契約見込はない案件 というのをわかった上で訪問できるので
わからない状態と比べると、準備や計画の立て方が全く異なります。
限られた期間内で成果を残すのが営業の仕事なので、見込めないという事が事前に
わかっているのは非常に大きいと思います。
権限があって、状況的に契約できない状態でないことが確認できれば
あとは現場で全力で営業活動する です。
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